必要最低限の事はクリアしたかなと。
最近はあちこちのブログで試合の評価をしてくれるので、非常に楽しいです。
(そして手抜きしやすくなりました:笑)
今回はggさんのところなんかよろしいかと。(^^;
とにかくこの試合のポイントを振り返ってみましょう。
個人的には、後半の残り5分・・・
つまり2点目の失点を喫するまでは充分合格点を与えてよい試合だったと思いました。
これはロッソが「相手に合わせるリアクションサッカー」である事や、「組織としての決まり事が具体性に欠ける」事を考慮した場合。つまり選手の力を純粋に比べた場合の話ですけどね。
まず前半。
ご存知の通り、相手のペースで試合が進みます。
そして失点。
監督のコメントによると「相手の長所を殺す方法としてボールを持たせる事をやらせた」という話。
要するに相手がカウンターによる速攻を得意としている事から、こちらが逆に引いて、相手にボールを回させようとしたという事。
そうやって崩しに来られても怖くないという判断ですね。
これはあながち間違いとは言えません。カウンターにより生じるはずのスペースを予め消して戦うという事は策として充分アリだといえます。
ただし。
失点のシーンは、こぼれ玉を拾われミドルシュートを打たれての失点・・・
それに象徴されるように、「相手にボールを持たせ。自ら引いてしまった」からこそ、相手のボランチは前まで押し上げる事が可能だった。その結果がこのシーンだと言えます。
いつもの事なんですが、ある策をもって「今日はこう戦う」というところまではいいのです。でもそれを実行する為の準備が余りにおろそかであるという問題。
「引いて相手のスペースを消そう」
という場合。
・どこからプレスに行くのか?
・プレスによってどこにボールを追い込むのか?
・運ばれるボールをどこで奪うのか?
こういった事が練習出来ておらず、選手が常に「行き当たりばったり」でプレーしているように見えます。
これは水島戦から成長の見えない部分。
あの日の水島は中盤がボールを受けても、ほとんどのプレーをワンタッチで行う事で、ロッソの中盤のプレスを無力化し、少ない人数でもチャンスを作ることが出来ていました。
今回の鳥取は、「とにかく前に跳ね返す。それが味方に通る事を前提に、最低二人がDFの裏へ追い越す動きを見せる。」というものでしたが、幸いこのパスの精度が水島よりも悪かっただけに過ぎません。
具体性に欠けると言うのは、今に始まった事ではありませんが・・・野球界で言えば長島さんみたいなものでしょうか?
「こう来たボールを腰をクイっと入れてパーンと打て」
みたいな。(笑)
結局、先制された事で点を取りに行く必要が出てきてから、ロッソの良い部分・・・個の技術、正確性などで主導権を持って逆転できたという事ですね。
私が何故、この「前半30分まで」に拘るかと言えば・・・
もしあのまま0−0で後半30分まで行き、そこで失点していたら・・・
間違いなく前期と同じ道を辿っていたという怖さを感じたから。
この「策を具体化できない、活かせない」と感じる部分は他にもあります。
相手にボールを持たせる戦い方でスペースを消すという事は、前期大津で岐阜が見せた戦い方という事になります。つまりDFラインは引き気味となり、それにより中盤も下がり目となる。
そうなれば、FWに求められるのはスピードでなきゃいけません。
高橋、北川がどんなに好調であろうと、FWに町田、山内を入れていれば、相手はロッソのカウンターを怖がり、そこまで前掛かりには出て来れなかったはず。そうなれば、あの失点のシーン、あの場所に、ゴールを決めた選手は居なかったという事になる。
結果論かもしれませんけどね。
自ら「ポゼッションを高める為」に選んだはずのメンバーを使って
相手にボールを持たせる事の矛盾はどう説明するのか?
引いて守る戦い方を指示しておきながら、北川が先発する意味は?
どうやって点を取るつもりだったのか?
どうにも不可解なのです。
不可解と言えば、多くの疑問の声が挙がっている「森川のボランチ」も同様。
正直「またやり始めやがった!」と思いましたよ。
ここ何ヶ月もボランチの練習なんてやっていません。
2点リードしてやるべき事こそが、普段志向しているはずのポゼッションを高める事だったはず。ほとんど練習していない選手が中盤の要の位置に入っても、足元以外のパスなんて望めないはず。
選手の動きをガチガチに制限してまで「バランスを崩さないように」と言っている指揮官自ら平気でバランスを崩す交代策の意味は何なのでしょう?
森川を責めたくはないんですが・・・最も使われ方がおかしな選手なので挙がってしまいますね。
さて、グチはこのくらいにして良かった点を挙げましょう。
まずはパス回しで、鳥取の組織を左右に揺さぶる場面が多かったこと。これこそ、監督がやりたいサッカーなんじゃないかと思いますが・・・
カウンターを恐れて消極的になり過ぎず、もっとこの良さを伸ばしてもらいたい。その為には中盤の4人(FWも含めて6人)がもっと近い位置取りを。そして流動性を高めて、パスを回すようにする。そこでどちらか空いたサイドをサイドバックが突く。
こうしたことが出来る様になれば、もっと強くなると思います。
「バランスを崩さない」
これは誰かが持ち場を離れた時に、誰が?どのように?カバーするか?をチームとして徹底的に身に付けていく事であって、決して持ち場を離れないようにする事ではないはずなのですが・・・
って、またグチになってくるわけで・・・(笑)
試合の方はこのくらいで。(^^;
さて、とりあえず私の見解なんですが・・・
「ロッソのJ参入はほぼ決まり」と見ます。
いつも心配を煽るような事ばかり言ってる癖にと言われそうですけどね。
(^^;
今後の対戦相手、展望を自分なり見た場合、ロッソはおそらく8勝で4位以内に入るでしょう。そしてその8勝は間違いなく達成できると思います。(ほぼ1勝1敗でOKですから。)
これまで対戦相手をざ〜っと見てきた感想ですが、ロッソの選手層は間違いなく群を抜いています。今回の鳥取戦のように5−0で勝てる相手に3−2なんて事はこれからもある事でしょうが、どんな不可思議采配が炸裂してもおそらく大丈夫かと。(笑)
それから後期に伸びてきそうなチームが下位に低迷している事も理由の一つ。今後、栃木、HONDAは持ち直してくると予想します。そんな展望なのですが・・・
あえて言うなら8月の栃木、武蔵野、岐阜との3連戦。
ここが怖いのですが、3連敗しなければOK!
というわけで。うちのようなブログをご覧の方はこれまで以上に来年を見据えた「試合内容」にこだわって頂ければと思います。
そろそろ結果オーライはいいだろうと。
「たら・れば」をたくさん考えて、それに対してどうなのか?
という視点を大事に・・・
【関連する記事】
お薦め、ありがとうございました。
このようなメッセージを頂いた事が無かったもので、恥ずかしいやら何やらで、トランクスを半分下げての熱烈投稿いたします。
今後とも、ロッソのサッカーについて暑苦しか課題ば、載せて行こうと思うとります。
今後とも宜しくご指導玉割りたいと存知あげます。
ではでは、次回の更新を楽しみにしております。
失礼仕りました。
今年は上がりますよね、もちろん。
コンサファンが「来年は九州行きが増える」とおっしゃってたので「上に行っちゃってください。北海道は遠い」とお答えしておきました。(笑)
ほんと、もう少し時間あれば「熱いご教授」をもっと受けたかったのですが^^
豆腐に「しょうが」
刺身に「わさび」
ロッソ熊本に「アル○ラ○」
全て少し「ぴり辛系♪」ですが
僕にとって「無くてはならない存在!」
次節の左SBは果たして森川なのか祐輔か、はたまた佐藤がくるのでしょうか?10年後にはウチの次男坊が間に合うかもです。
>ggさん
いや〜あれくらい丁寧に掘り下げてあると助かります。こちらはそれを踏まえて「見えない部分」に特化して書けるのはありがたい事です。(^^;
あっとりあえず、トランクスは下げなくて結構です。ゞ( ̄∇ ̄;)
>ゆうさん
先日はお疲れ様でした。(^^)
私は全然気なんか使ってませんよ。(ちょっとは遠慮しろ!笑)
来シーズンに向けてとなると・・・本気で今の体制(フロント、GM含む)を変えなくてはいけません。今の日本では、J2だとそれほど選手の良し悪しに差がありませんから育成、戦術、その他モロモロの「チームとしての総合力」が問われる事になるでしょう。
本当は・・・Jに上がればOKなのはサポだけで、フロントは既に来年を見据えた組織作りをしていて欲しいのですけどね。(^^;
>shimoさん
お疲れ様でした♪
確かにロッソを語るには短い時間でしたが・・・
私はあいにく酔っ払いでした。
( ̄∇ ̄;)
北海道は・・・行くとしても天皇杯で一試合くらいでいいですね。(^^;
>金ちゃんさん
お疲れ様でした!
&熱いメッセージありがとうございます♪(^^)
先日の続き、またやりましょう!
今度は昼ドラなみにドロドロの話もあるかもしれませぬが・・・(笑)
ところで10年前の泰にはウケました♪(^0^)
>NOBUさん
早く10年後になりませんか?(←無茶:笑)
8月の3連戦。
一見ここで2敗もすれば、大変!という感じですが・・・
実際はロッソに勝つほどこれらのチームが強くなっていれば、4位のラインは大きく下がると思うのです。
それがこの記事の根拠になるわけです。(^^;
次の試合の左SBは・・・
誰にせよ頑張ってもらいましょう。
(現地組にはしっかり観察をお願いしておきます)
またしても、“やりやがった”ですね。(笑)
まぁ〜、何と申しましょうか…
相変わらず弱きだな〜、と思いますよね…
余程カウンターが怖かったんでしょうね。前回やられてるんで警戒するのは分かるんですが…
管理人さんの仰るように、策を立てるのはいいんですが、それに対しての具体策がないのが問題なんですよね。
結局早い時間に先制されて、あまり意味はなかったんではないでしょうか。
それでも、得意気になって、半笑い状態でインタビューにお答えになってらした姿を見たら、こっちが半笑い状態になってしまいました。(爆)
こ〜んな感じで今後も進んでいきそうですね。それで中途半端に3位4位でJ参入というのが現実路線かなと…
8月、10月の3連戦を最低勝ち越し(2勝1敗ずつ)でいければ、2位以上も見えてくるかなと…思っております。
正直な事言いますと、J参入よりも、その後の監督問題の方が気になってしまうワタクシでした。(笑)
弱気なのは間違いありませんよね。
ただ、問題はこの弱気の質の部分。
私には相手にやられる事よりも、やられた時の「批判」を怖がってるように写ります。
去年からの流れで言うと
・縦ポンサッカー
・コロコロとシステム、選手を変える
というところが言われて来たので、今年は
・とにかくパスを繋ぐポゼッションサッカー
・開幕から数試合はメンバー固定
という風になっていたのではないかと。
その後チームの調子の悪い時と良い時で起用する選手がはっきりしています。
おそらく彼には頭に自分なりのベストメンバーがあるのでしょう。ただ、それを貫いたら結果が出ない場合自分の責任とされてしまう。
その事を一番怖がっているように見えるんです。
JFLでは勝って当たり前の戦力を持ちながら、それを効果的に進化させきれないところや、それによって格下相手に苦戦しながらも結果だけは出すところ等・・・
本当にジーコそっくりですが、この点ではジーコに良く似ているだけでなく、それ以下の問題をはらんでいるような気がします。
ヾ(- -;)
後はもう仰るとおりです・・・(^^;
監督問題は「結果だけ」で判断される現状そのものが間違いであり、ロッソがクラブとして5年後、10年後を見据えて「ロッソのサッカー」を確立する意識を持たねば、どうしようもないでしょう。
ちょっと最近またイライラしてます。(-ω-)
腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。
私が考案した腰痛解消法をお試しください。
【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。
腰をお大事に。