2007年02月16日

考察です。

こんばんは。

今日はお忍びで横浜FCvs長崎を見てきました。

shimoさんからリクエストがありましたので、少しだけ書いて見ます。
(^^;


長崎ですが・・・地域決勝で見た、寄せ集めながらも高い個人技を生かした、シンプルで堅いサッカーだった頃の面影はありませんでした。


今日の長崎は、4−4−2のシステムで中盤の佐野がやや上がり目に位置し攻撃の起点となる役目、もう一人のボランチ原田が抜群の読みで相手の攻撃の目を摘む役目。

対する横浜はサブ主体で4−5−1の布陣。(後半は4−4−2に近かったですか?)

長崎の守備面は、ほぼ1ボランチの状態のため相手のTOP下の選手に前を向かれてボールを持たれる場面が目立ちました(DFがラインにこだわり過ぎてマークに付けていない場面)が、相手が周りのフォローも少なく、危険な場所に居る選手にはしっかりマーク出来ていたので中を突破される事はありませんでした。サイド攻撃も高さの無い1TOPである為に、クロスを放り込んでくる場面も少なかったですね。

懸念材料としては抜かれるのを怖がって、DFラインがズルズル下がる場面が目立ったこと。サイドバックのポジショニングが攻守においてほぼ同じだった事。(メリハリの無さ)

この辺が強い相手とやった場合にどうなのかな?という感じです。


攻撃面では佐野のスルーパス頼みと言うか・・・
良い形はそのほとんどが佐野の1本のパスから生まれていましたね。先ほど言ったサイドバックの使い方とも絡むのですが、4−4−2でサイドに2枚置いていながら、それを生かせていない感じを受けました。

まぁ、田上(本職はボランチ)なんて右に左にとテストでやってましたから、ほとんど明確な指示ナシでやっていたらこんなもんでしょう。

この試合、ほぼ長崎ペースで終始試合は進み、福嶋も惜しいシュートが2本ほど。決定力があれば3〜4点取れててもおかしくない試合だったと言えます。

それがロッソも含めほとんどのチームで一番の悩みですが・・・

横浜も長崎もロッソみたいって言うといいんでしょうか?
ポジションごとに選手が散って居るだけで、チャレンジ&カバーといった組織的な連動性はみられませんでした。

それでも鎌田、有光という所は他の選手に比べても少し格が違うと言うか・・・

前のほうは

      福嶋
   鎌田    有光
      佐野
    原田  田上

こんな布陣なんていかが?と思いました。(^^;

しかし監督・・・ギャラリーからも失笑を買ってましたが、新波の
元監督と凄く被るんですけど・・・大丈夫かな?(汗)


さて肝心な我がロッソも鹿児島で柏レイソルとの練習試合!

スパイ潜入に成功したので、布陣から。

前半

   小林  北川
 関        松岡
   山本  熊谷
有村 矢野  小森田市村
     小林

後半

   高橋  山内
 宮崎      斉藤
   山口  喜名
佐藤 鈴木祐 森川 市村 
     太

このような布陣だったとか。
後半は高橋がやや下がって4−5−1気味だったとの報告でした。
(交代はわかりません)

注目すべきは小森田のDFテスト。見た人の感想では無難な出来だったとの事ですが・・・


さて。
前記事のコメントでも書いてるように、選手層で言えば、誰が監督でも勝てるメンバーなのですが・・・不安な点はいくつかあります。

・誰を使うかで悩みが増える
・去年同様、目まぐるしくメンバーが変わると個の連携すら構築出来ない。
・実績(肩書き)重視の起用で選手間にストレスが溜まる

このような事が挙げられます。


長くなったので続きは次回。(笑)
posted by Yama at 00:01| 熊本 | Comment(6) | TrackBack(0) | ロッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございました。
長崎には今期JFLに昇格して貰いたいと思っています。

Posted by shimo at 2007年02月16日 03:42
確かに、選手起用に悩みそうですよね〜^^;
自分で考えても悩みますし。


ある程度選手を固定しないと、連携・意識の面で向上が見られないでしょうが、固定すると、出れない選手の不満も溜まるんでしょうし。。。

難しい所ですよね。
Posted by あかつき at 2007年02月16日 09:38
あの大爆笑の中冷静に試合を見ていた管理人さんに敬服致します。面白かったですね。
さてロッソの方ですがズバリ注目点はコンバートでしょう小森田のCBも面白いのですが、市村がただ一人フル出場みたいですし、両サイドバックにボランチの誰か挑戦して欲しいものです。
後は心配してません。
Posted by rossostyle at 2007年02月16日 11:58
はじめまして。玉名出身鹿児島在住のロッソサポです。
ブログいつも興味深く拝見させて貰っています。

昨日のTM柏戦観に行きました。

後半の4バックは…

森川 鈴木祐 佐藤 河野

…でしたよー。

先日のTM徳島戦でも河野選手が右SB起用だったとこをみると監督は市村・河野を右SBと考えているようですね。

小森田の守備はドキドキでした。昨日のTMでのミスはほとんどありませんでしたが、1対1の守備はまだ怖いですね。
でも、フィードがかなり正確で、北川&小林陽に当てたり、右サイドの松岡にピンポイントで通ったりと、福王的CBって感じでしたね。


あと、実はわたくし徳島戦も観に行ったんです。
Yamaさんも観に行かれたと書かれてあったんでビックリしました。
あの時はロッソ側の右端の方で男3人ワイワイやってました。

これからもコソコソ読ませていただきますねー。
よろしくお願いします。
Posted by すん at 2007年02月16日 14:37
きちんとスカウティング能力のある監督なら、相手チームのシステムも考慮して自分のチームのシステムを考えるのが当然なんですけどね(;^_^A

これだけメンバー揃っていたら、勝っていてもメンバーをいじりそうですね。あの人は…
Posted by ネコ at 2007年02月17日 00:19
>shimoさん
拙い観戦記で申し訳ないです。(^^;


>あかつきさん
そうですね。去年の一番の問題もこれだったと思います。

その為にも明確な理由。
つまり「何故この選手が使われるのか?」という所がチーム内ではっきりしていなければならないと思います。

スタメンから次の試合でいきなりメンバーにも入らないなんて事は通常ありえないはずなんですけど・・・(汗)


>rossostyleさん
お疲れ様でした。「あの大爆笑の中・・・」(^^;

次のコメントでもある通り、後半は右サイドバックに河野が入ってます。私の書き間違いです。申し訳ありません。(>_<)

確かにボランチは余りすぎですから、サイドバックにコンバートは多いにアリですね。特に左は有村次第なんて事にならないように。


>すんさん
ご指摘&レポありがとうございました。

徳島戦では、ど真ん中に二人で座ってました。
わかります?(^^;

さて、DFラインは私の聞いてたものと違ってました。メンバー見ただけじゃ誰がどこに入ってるのか非常にわかりにくいメンツですよね。
(本来おかしな話ですけど)

右サイドバックには、市村、河野、森川という感じ。左は有村、佐藤、遠藤という順でしょうか。

河野は前目でも使えるので、サイドバックで機能すれば、市村も去年のように安泰とはいかないでしょう。

小森田のDF。確かに面白いと思いました。
まだ一度も見ていないのでこの場でのコメントは控えますね。

コソコソしなくてもいいですよ。(笑)
こちらこそ、今後ともヨロシクお願いします。


>ネコさん
選択肢の多さが諸刃の剣に繋がる懸念は、去年の采配見てる人だったら誰もが感じるところではないでしょうか。(汗)



Posted by Yama at 2007年02月17日 11:43
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