2006年12月13日

問題点1

こんにちは。

私これまで「kimitaro」とふざけたHNでやらせてもらってましたが・・・
もう各方面にバレバレなので正常に「やま」を名乗る事にしました。(^^;

これからもどうぞよろしく。<(_ _)>

何かと忙しい時期ですが、今期の総括をしていなかったので数回に分けて問題点の検証をやりたいと思います。

さて。まずは管理人の戦力分析によるスタンスですが、去年のKYUリーグにおいてはJFL中位〜下位の戦力。今期のメンバーでJFL5本の指には入る戦力だという認識です。

もちろんこれに+するべきものとして「組織力」「若手の伸び」というものがあれば、充分に2位以内は可能と見ていました。

残念ながら、実戦的とは言えない練習。固定されないメンバーとシステム。不可解な選手の配置起用。と、ここでも再三述べてきた問題点が最後まで(むしろ最後の方が酷かった)改善される事無くこうした無念を味わう事になってしまったと思います。



それら問題点の中で今回は「その1」として練習内容について。

ロッソの日程は

日曜 試合
月曜 軽い練習
火曜 休み
水曜 2部練習
木曜 練習
金曜 練習
土曜 軽い練習

というものでした。
水曜日の午前にフィジカル(持久系)中心にやるのですが、最新のスポーツ医学を調べたところ「週に1度のトレーニングで、身体的な機能は維持される」とありました。

という事は・・・

当然「伸び」は期待できないワケですね。

これから先は選手個々の努力となります。やってた選手、やらなかった選手様々でしょうが、個々の課題に基づいたメニューがあったのか?それが疑問です。フィジカルコーチの仕事は表に出てこないので、推測の域を得ませんが、「筋トレ」にしても正しい知識と課題を提供していれば、それを実行している選手とそうでない選手の「差」がもっとはっきり現れているような気がします。

1日1回、およそ1時間半の練習では普段の生活も重要です。
社会人チームに対して「走り負け」する事の理由は、トレーニング以外の生活による基礎体力の問題。それから「跳ね返すだけの守備」による精神的、肉体的な疲弊。こういった要素が大きいでしょう。

日程的な問題では、試合を挟んだ練習が「調整」に費やされる為、鍛える練習が週に3日しかないという事ですね。この3日も「ベテランの調整程度」しか無かった事が多かったですが・・・(汗)


そして肝心の技術向上の問題。

例えばパスを回してサイドからクロスを上げ、最後はシュートで終わる練習。

・パススピードが遅い(出来るだけ早くといった指示が無い)
・なんのプレッシャーも受けていない(DFが付く等の工夫が無い)
・サイドの選手以外は足元でのプレーになる(コーンを立てて、その場所に居るだけ)

要するに簡単なボールを、動かずに、決まり通り繋ぐだけ。
これで何の練習になるのでしょう?強いて言えば、ボールの動かし方を覚えるくらいで、そこに「試合中の厳しさ」は微塵も感じられません。
そして逆サイドの選手は次の順番を待つだけで、試合中にやらなければいけない「臨機応変なポジショニング」の勉強は全くありません。

紅白戦のようなゲームの中でもそういった指示が出ている事は稀で、監督自身に「ボールが無いところでの動き」に対する認識の甘さを感じます。

こういった練習しか出来ていないので、試合になるとボールを持っていない時の動きが非常に悪く、「走り負け」しているように見えたり、ボールの出しどころが無かったりしていると思うのです。


え〜っと書いてると思いのほか長くなったので、次回も続きで。(^^;
posted by Yama at 14:19| 熊本 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ロッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サイドからのクロス....のとこ、同感です。
DFくらい立てば〜と思ってました。
誰も居なくても結構外してましたね....。
Posted by shimo at 2006年12月13日 17:38
>shimoさん
あっ、管理人です(^^;

そうなんですよ。技術の取得を練習時間以外の個人的努力に任せるのであれば、貴重な練習時間は連携や実戦に向けた練習であるべきです。

入らないからといって練習のレベルを下げると、実際の試合では体が動かないと思います。

これが主にレンタル組等Jから来た選手が、伸びるどころか落ち込む原因ではないかと・・・
Posted by やま at 2006年12月14日 22:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック